サグラダファミリアとは

サグラダファミリアはスペインのバルセロナにある教会ですが建設中の教会です。サグラダファミリアは聖家族という意味があります。正式なサグラダファミリアの名前は聖家族贖罪教会という名前がついていますが日本語でサグラダファミリアを言う場合には聖家族教会といわれたり、神聖家族聖堂という名前で呼ばれることが多いようです。サグラダファミリアはガウディの代表作です。サグラダファミリアは民間のカトリックの団体であるサン・ホセ協会が貧しい人や困っている人のために聖家族に捧げるという教会として作りはじめたのがきっかっけだったそうです。はじめに建築家のフランシスコ・ビリャ−ルが無償でサグラダファミリアの設計を引き受け、1982年に着工したのですが意見が対立したために1983年に辞任していました。そしてその後を引き継いでサグラダファミリアの建築家の二人目に選ばれたのがそのときは無名だったアントニ・ガウディだったそうです。

サグラダファミリアとガウディ

サグラダファミリアとガウディについてですが、サグラダファミリアはアントニ・ガウディが作った協会ですが、ガウディは設計からサグラダファミリアを担当して1983年からサグラダファミリア建設に携わり1926年にガウディがなくなるまで人生をサグラダファミリアの設計と建築に費やしたそうです。ガウディは詳しい設計図を残さずに作っていて、大型の模型や紐などをつかってサグラダファミリアの構造を考えたのではないかと言われています。サグラダファミリア建設に当たってそれらの資料などはスペイン内乱が起きたときに焼失してしまって、今はないようです。ガウディがなくなってからはガウディがどのように作り上げたかったのかわからないのでこのままサグラダファミリアの建築を続けるのか迷ったそうですが、わずかに残っているガウディのサグラダファミリアの資料を元にして、現在でもサグラダファミリアは建築中なんだそうです。2005年にはサグラダファミリアは世界遺産に認定されています。

サグラダファミリアの門

サグラダファミリアの東側にある生誕のファサードには、キリストが生まれてから初めて説教をするまでの様子が彫刻になって再現されています。サグラダファミリアにある三つの門は左の門がキリストの父であるヨセフを象徴していて、サグラダファミリアの中央の門はイエスキリストを象徴していて、右の門はキリストの母のマリアを象徴しているんだそうです。サグラダファミリアの門の柱には、左の柱には亀が彫刻されていて、中央の柱には林檎をくわえている蛇が彫刻されていて、両方の門には、カメレオンが配置されているようです。サグラダファミリアの中央の門には、受胎告知やキリストの降誕、そして天使や三人の博士、羊使いたちも彫刻されています。サグラダファミリアの左の門には家族がエジプトに逃避した様子やキリストの父ヨセフの大工道具などが彫刻になっています。右のサグラダファミリアの門にはキリストの母のマリアやイエスキリストの洗礼や、お父さんの大工仕事を手伝っているイエスが彫刻になっています。

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